【香川県】地域おこし協力隊担当者同士の意見交換会を実施しました。

香川県地域おこし協力隊コーディネーターの秋吉です。

地域おこし協力隊は「行政」「隊員」「地域」の3者の連携が非常に重要です。

また、その中でも行政職員同士、隊員同士、地域住民同士の連携も大切だと言われています。

そこで香川県では行政職員同士の連携を深めるため「自治体担当者向け地域おこし協力隊等に係る意見交換会」を実施しました。

前半・後半に分けて実施しました。

前半は「香川県地域おこし協力隊コーディネーターの活動紹介」、後半は「担当者同士の意見交換会」です。

前半は地域おこし協力隊コーディネーターの取り組みを紹介させていただきました。

日頃から自治体の皆様にご協力いただきながら活動を進めている地域おこし協力隊コーディネーター。

今回改めて、「どんな狙いでどんなことをしているのか/どんなことをしていくつもりか」を共有させていただきました。

当日配布した資料がこちら▼

スライド資料を一部ご紹介します▼

「地域」「行政」「協力隊」(あるいはそれら同士)をつなぐ接着剤役割と、さらに積極的に地域協力活動に取り組めるようにサポートする補強剤役割の2つがあると考えています。

2つの役割に加え、これから力を入れていきたいのが、地域おこし協力隊の受入体制を考えるということ。

地域おこし協力隊を活かして地域をもっともっと盛り上げていくためには「何故、地域おこし協力隊を導入するのか?」が明確になっている必要があります。

そのためのサポートを行ってきました。

実際にまんのう町さんにご協力いただいた具体例を紹介させていただきました。

「どうして協力隊を導入するのか?会議」や動画撮影を通じて、関わる人たちがどんどん地域おこし協力隊受入への本気度が増していきました。

これこそが導入目的明確化サポートの本質的な効用だと感じています。

 

多度津町でも地域住民の方と一緒に、地域おこし協力隊を受け入れる直前の座談会を実施しました。

座談会の前と後で、地域おこし協力隊に対する意識調査をさせていただきました。

「準公務員」や「移住者」「若者」といった少し他人行儀だった実施前のコメントに比べ、「仲間になってほしい」や「一緒に盛り上げよう」など、地域おこし協力隊を自分事に捉えていただけるようになったと感じています。

後半は、行政職員同士で意見交換会です。

ご参加いただいた皆様から自由にご質問・意見を言っていただきトークテーマを設定していきました。

活動エリアの設定や普段のコミュニケーション、起業に向けたサポートなど、様々なテーマが出てきました。

それに対して、「うちはこうしてます。」「こうしたらどうですか?」など、職員同士での意見交換していただきました。

そうこうしているうちにあっという間に2時間が経過。

短い時間でしたが、地域おこし協力隊への向き合い方や普段は聞けない相談事など、積極的に意見交換することができました。

そして、何より今回の主旨である「行政職員同士の横のつながり醸成」という部分においては大いに効果があったなと、休憩時間や終わった後も職員同士でお話を続けている様子を見て感じました。

地域おこし協力隊同士ももちろんですが、行政職員、地域住民など、それに関わる皆様が上手に連携が取れるようにこれからもお手伝いできればと思います。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

【自治体担当者向け地域おこし協力隊等に係る意見交換会】

日時:4月18日(火)15:30-16:50

場所:香川県庁北館305会議室

対象:自治体地域おこし協力隊担当者

目的:

1香川県地域おこし協力隊コーディネーターの活動内容共有

2地域おこし協力隊担当者同士の横の連携強化

参加人数:18名

 

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