香川県地域おこし協力隊コーディネーターの秋吉です。
平成29年4月、多度津町に3名の地域おこし協力隊が着任します。
それに先がけて多度津町の皆様と地域おこし協力隊についての理解を深める座談会を開催しました。
行政職員、市民活動団体、地域住民など、20名ほどにご参加いただき、とても嬉しかったです。
多度津町に来る新しい仲間について、みなさんと楽しく意見交換ができました。
最初に行ったのは「地域おこし協力隊についてのイメージ調査」。
座談会をスタートする前にみなさんが地域おこし協力隊に対してどんなイメージを持っているか、フセンに書いていただきました。
3分間でこんなにフセンが出てきました!
「常識にとらわれない考え」
「町を活性化させる人」
「定住」
などなど、みなさんからの期待の大きさが分かる結果ですね。
続いて多度津町政策企画課の安藤さんから、地域おこし協力隊採用までの経緯をご説明いただきました。
課題の洗い出しからはじまり、3ヶ月以上に渡って協議・検討しながら地域おこし協力隊を導入する準備を進めてきた多度津町。
丁寧に準備をしてきた甲斐もあって、予想よりも多くの人からの応募があり、地域の意向にマッチする3名を採用することができたとか。
素晴らしいです。
着任前から地域おこし協力隊自らが制作したパンフレット。
本当に素敵な3名だということがよく分かります。
自分たちを理解してもらうための姿勢が素晴らしい!!!
続いては私から地域おこし協力隊の概要について説明させていただきました。
「そもそも地域おこし協力隊は何故必要なのか?」
「地域おこし協力隊はどんなことをしているのか?」
「地域おこし協力隊と町民のみなさんは、どう付き合っていくと良いのか?」
たくさんの地域おこし協力隊と行政職員、地域住民と関わっている経験を、みなさまのお役に立てるようにお話させていただきました。
スライドの一部を紹介します。
2050年まで減り続ける香川の人口。
バランスの良い人口構造を保つためには76万人が必要と言われています。
その条件は「人口の社会増」です。
先輩移住者が地域の方と良い関係を築いて活き活きと暮らすことが「人口の社会増」を生み出すために大切なことです。
そして、その先輩移住者が地域おこし協力隊であり、地域の方が今回ご参加いただいた皆様です。
つまり、豊かな香川を維持するためには地域おこし協力隊と皆様が良い関係を築くことが大切なんです。
今回ご参加いただいた皆様は勝手に地域おこし協力隊サポーターとして認定しました!笑
その後はみなさんとの意見交換。
地域おこし協力隊に関する質問や提案など、ざっくばらんに話し合いました。
「どんな活動するの?」
「どこに行けば会えるの?」
「3年後はどうするの?」
などなど、たくさんのご質問をいただきました。
みなさんから関心を持っていただけてるのは嬉しいですね。
意見交換の後半では
「一緒に何かやりたいと思ったらどうしたらいいですか?」
「しっかりとサポートしてあげてください!」
など、新しい仲間を迎える準備のための発言もたくさん出てきました。うれしい!
わざわざさぬき市から来てくれたさぬき市地域おこし協力隊の吉川君にもお話いただきました。
やはり地域の方からの何気ない声かけが心の支えになっているようです。
吉川君、ありがとう。
まだまだ話したりない様子でしたが、ここで時間いっぱいに。
再びみなさんに「地域おこし協力隊のイメージ」についてフセンに書いていただいて終了です。
たくさんの方が「一緒に」という言葉を使ってくれました。
地域おこし協力隊がお客さんではなくて、新しい仲間だと認識してくれたのだと思います。
初めての取り組みで至らない部分もたくさんありましたが、やった甲斐があったと、本当に嬉しくなりました。
ご参加いただいたみなさま、多度津町役場のみなさま、本当にありがとうございました。
さぬきの輪×多度津町 受入直前座談会「地域おこし協力隊って、なんだ?」
日時 3月14日(火)18:00~19:50
場所 多度津町役場 2階第1会議室
主催 香川県地域おこし協力隊
協力 多度津町
内容
①協力隊についてのレクチャー
②協力隊についての情報交換会