〜「さぬきの輪の集い」とは香川県内の地域おこし協力隊の集まりです〜
協力隊同士の情報共有や連携体制構築のために定期的に開催しています。
今回は、向井さん、パトリックさんが活躍する小豆島で開催しました!
向井さんは平成28年4月に移住促進事業を実施するNPO法人「Totie(トティエ)」を設立し、事務局長として移住希望者と島をつなぐ仕事をしています。
パトリックさんは写真家としてのスキルと経験を活かして島の魅力を国内のみならず国外に発信しています。
この日は写真展も行われており、パトリックさんの「島の日常」を切り取った写真を楽しむこともできました。
小豆島のお2人の活躍を知る事で、自分たちの地域に活かせることはないかと模索する事のできる機会になりました。
フェリーで高松から小豆島へ向かいます!
初めて小豆島を訪れる隊員もいて、みなさんワクワクしております。
小豆島に到着ー!
小豆島町&土庄町のみなさんがお出迎えしてくれました。
こうした気遣いって本当に嬉しいですよね。
さっそく向井さんが活動する坂手へ移動。
坂手港観光案内所内に事務所を構える向井さんと合流です。
こちらが向井さん
先ずは観光案内所内を簡単にご案内いただきました。
瀬戸内国際芸術祭中ということもあって、連日たくさんの方が訪れているとか。
後ほどお会いするパトリックさんのギャラリー展示も行われていました。
どの写真もかっこ良い!!!
Totie事務所に置いてあるリーフレットにみなさん興味津々です。
事務所2階のスペースに移動し、向井さんから活動についてのレクチャーを受けます。
自身と小豆島のつながりからNPO 法人設立に至るまで、様々お話いただきました。
それにしても向井さん。。。
若いのにしっかりしてる。。。。大人。。。さすが事務局長。。。
レクチャーの後は隊員からの質問時間
「収支は?」「これからの課題は?」「仲間集めは?」
色んな質問に1つ1つ丁寧に答えてくれる向井さん。
小豆島の未来を見据えたビジョンがとても明確になっています。
最後は町職員の方にも向井さんの取り組みについてのお話をいただきました。
町と上手く連携していて本当に素晴らしい取り組みです。
続いては向井さんが管理運営を手がけていたUMAKI CAMP(ウマキキャンプ)へ移動。
UMAKI CAMPは誰でも使える公共空間です。
子供たちの集いの場にもなっているそうです。
中はキッチン、ピザ窯、ハンモックなどがあるとっても素敵空間。
ずっといれそう。
ブロックを組み合わせたピザ窯。
コンクリートを使っていないので、簡単に移動できるとか。
ハンモックもあります。
なぎささん、、、くつろぎすぎですwww
実はここ、向井さんたちがセルフビルドした施設なんです。
こんな素敵な場所が自分たちで作れるんですね。
素晴らしすぎる!!!
次に向かったのは草壁港。
カリフォルニア出身の写真家パトリックさんと合流です。
写真を通じて島の魅力を世界に届けているパトリックさんの写真展を見せていただきました。
元々JAだった施設を利用した展示スペース。
あえて古い映写機を使って写真を写す演出がなされていました。
島の日常を切り取った素敵な写真にうっとり。
見学者自らがフィルムをセットできる工夫もあり、好きな写真を大きなスクリーンに写すことができます。
子どもに大人気だとか。
見学の後はパトリックさんからのレクチャー。
日本の暮らし、島の暮らし、協力隊としての暮らし。
文化の違う暮らしぶりに最初は戸惑ったそうです。
それでも町のイベントに参加したり、地域の方とお友達になることで徐々に生活にも慣れ始めます。
協力隊としても、得意の写真と英語を島民に教える事業を確立させていきます。
地域に馴染むことや活動を理解してもらうプロセスはどの協力隊にも重要です。
みなさんとても共感しておられました。
パトリックさんの場合も町職員の方がしっかりと住民とのパイプ役をになっており、活動しやすい環境づくりを行っています。
本当に素晴らしい連携体制です。
最後はみんなでパチリ!
向井さん、パトリックさん、本当にありがとうございました。
【日時】
8月10日(水)10:30~16:00
【場所】
BLUE SHEETS LABORATORY
NPO法人Totie
【参加者】
15名(行政職員5名、地域おこし協力隊10名)