「地域おこしに必要な知識をもっと勉強したい!」
「地域おこしに必要なスキルをもっと身に付けたい!」
そんな地域おこし協力隊のリクエストから実現した新企画「さぬきの輪TERACOYA」を実施しました。
記念すべき第1回目のテーマは「ファシリテーション」。
たくさんの方と一緒に物事を決めていく必要がある地域おこし協力隊にとって、それぞれの足並みを揃えながら目的に向かって歩みを進めるための「ファシリテーション」は必須とも言えるスキルです。
講義&実践を通じて、「ファシリテーションとは何か?」ということを学ぶ機会をつくることができました。
講師をお願いしたのは、ポテンシャルビジョン代表の山本さん(通称:ショーンさん←理由はご本人に確認くださいw)
コミュニケーションのプロフェッショナルからみっちり教えていただきます。
前半は講義形式。
ファシリテーションとは何か?どんな役割があるのか?なぜ重要なのか?などなど、基礎的知識をレクチャーいただきました。
活動に直結している&明日から使えるスキルということだけあって、みなさん真剣に聞き入ります。
講義の後はファシリテーション実践。
4人1チームで話し合いを行い、順番にファシリテーターを経験します。
話し合うテーマは「住民・行政・協力隊の上手な関係づくりに必要なコツ」について。
1人目のファシリテーターは「アイスブレイク&目的・規範共有」を担当。
アイスブレイクを通じてみなさんが気軽に話せる雰囲気づくりを練習します。
2人目は「ブレインストーミング」を担当。
とにかくたくさん上手な関係づくりのコツが出てくるように、アイディアを促します。
ファシリテーターが視点を変えたり、話題を提供したりすることで、たくさんのアイディアが出てきました。
3人目は「収束」を担当。
様々なアイディアのポイントを把握し、整理していきます。
イラストを描いたり、枠で囲ったり、まとめ方もファシリテーターの工夫次第。
4人目は「合意形成」を担当。
みなさんの納得を得ながらチームとしての意見を決めていきます。
発表方法やプレゼンでのポイントなども整理していきます。
最後はそれぞれのチームで発表です。
色んな視点の「コツ」がまとめられていて、ファシリテーションが上手に行われていたことが良く分かる発表でした。
チーム発表後は各自「最初の一歩」を発表しました。
「今日学んだことを活かして、明日からどんなことをするか?」
言葉にすることでしっかりと意識に定着させます。
最後は恒例の写真撮影。
ショーン先生、みなさん、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました!!!
【さぬきの輪TERACOYA】
テーマ:ファシリテーション
講 師:山本武史
1977年兵庫県赤穂市生まれ。東京農業大学卒業後、製薬企業の営業職を経て、ポテンシャルビジョンを設立。プロコーチとして、150名(400時間)以上のビジネスパーソンの目標達成をサポート。講師として年間80件以上の研修に登壇。多数の人材育成の現場に立っている。また、有能な社員が育つ仕組づくりの実践的ノウハウを提供しながら、中小企業を中心に人材育成をサポートしている。
日本コーチ協会四国チャプター代表
参加者:17名(地域おこし協力隊14名、集落支援員2名、行政担当者1名)