「地域おこしに必要な知識をもっと勉強したい!」
「地域おこしに必要なスキルをもっと身に付けたい!」
そんな地域おこし協力隊のリクエストから実現した企画 さぬきの輪TERACOYA
今回のテーマは「OBOGに学ぶ地域おこし」です。
地域おこし協力隊のOBOGの皆さんにお越し頂き、「現役時代にはどんなことを考えていたんですか?」「今何してるんですか?」などなど、赤裸々にお話頂きました。
まずお話いただいたのは、元琴平町地域おこし協力隊の中村充さん。
琴平町地域おこし協力隊第一号としての苦労や、良かったこと、楽しかったことなどをお話いただきました。
協力隊の認知度が低かったことや、飲み会の出費がバカにならなかったなど、大変だったことも多かったようですが、苦労話も面白おかしくお話してくださり、現役隊員も食い入るように話を聞いてました。
続いてお話いただいたのは、元さぬき市地域おこし協力隊の舟越彩子さん。
「育児しながら働く」を体現したいと、卒業後に出産したお子様も一緒です。
現役時代に地域住民の皆さんと一緒に取り組んだ、マルシェやピザ釜作りのお話などを通じて、舟越さんの地域おこしについての価値観を共有いただきました。
現在は、ご自身で農業ブランドを立ち上げ、ご家族で営んでいるとか。
加工食品や移動ピザ釜なども展開予定とのことで、これからますます活躍の幅を拡げていくそうです。
最後は元直島町地域おこし協力隊の山岸紗恵さん。
現役時代、直島町の空き家バンクや移住相談などを行い、現在は移住体験住宅や輸入雑貨の代理店業を行なっています。
「地域活性化」という言葉にとらわれずに、自分の興味関心に従って起業した紗恵さんの価値観も共有いただきました。
自身で起業したいと考えている現役隊員にとっては、とても参考になるお話だったのではないでしょうか。
3人のお話のあとは、みんなで意見交換タイム。
「スケジュール管理はどうしてましたか?」「起業するための準備は?」「地域の人たちと仲良くやるには?」などなど、普段は聞けないOBOGへの質問が飛び交います。
地域住民・行政職員の方との付き合い方、仕事の見つけ方、起業の仕方などなど、地域おこし協力隊として大事なことを、先輩経験者に聞ける機会は滅多にありません。
現役隊員にとって、すごく有意義な時間となったのではないでしょうか。
皆さんすごく生き生きとお話されてました。
もっともっと話したかったですが、ここで時間終了。
あっという間でした。
これからどんどんと地域おこし協力隊のOBOGは出てきますので、そうした皆様との連携作りも地道に進めていき、今回のような機会を今後も継続して設けられたらと思います。
3人の講師の皆さん、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
【日時】
2017/12/15(金)13:30〜16:30
【場所】
カフェ206ミーティングスペース
【参加者】
地域おこし協力隊12名、自治体職員3名、地域おこし協力隊OBOG3名