さぬき市地域おこし協力隊の石原です。
「製糖技術は、門外不出の高度な技術なんです」とのことで、代々より伝承された技術で砂糖を作っている場を、今日は取材させていただきました。
「遡れば30代前なので江戸時代の前から製糖技術です」、「薩摩藩の人がもたらしもの」。とも語ってくださいました。
『讃岐三白』とは「塩・綿・砂糖」のことなのですが、今から187年前の天保初年(1830年頃)には、大坂市場で高松藩産の砂糖が五割を占めていた時もあり,さぬきの地は白砂糖の代表的な産地だったのです。
サトウキビは、3月頃に植えて12月までに刈り取る一年に一度しか収穫がないサイクル。なので、後継者もどんどんと減ってしまって最後の一人が現状とのことでした。
今回は全ての製糖までの全て作業が終わってからの取材になってしまったので、来年は春から初冬まで追いかけ取材をさせていただきたいと思います。
お忙しい中、山田様には取材対応をしていただきました。
ありがとうございます。