2月25日と3月4日に、東かがわ市内の園児と一緒に北山の登山とシイタケの植菌作業に参加してきました。
北山はベッセルおおちの麓にある、標高226mの比較的登りやすい山です。
当イベントの主催は、「北山森林ボランティア会」という主に北山で登山道の整備や竹林の管理等を行っている団体で、イベントを含めると年間50回ほど活動しているとても活気のある会です。
北山を安心して登ることができるのは、こうした団体が定期的に整備活動をしてくれているおかげなのです。
「北山森林ボランティア会」の素晴らしいところは、整備活動で出た木材・竹材等を全て活用しているところです。
伐採で生じた粗朶等はイノシシの侵入防護柵として、竹材は竹人形や凧といったクラフトづくり等の材料として、伐採したクヌギはシイタケの原木として活用しています。
2月25日は「丹生こども園」の4歳児が対象で、当日は約30名の園児が参加しました。
3月4日は「大内こども園」の5歳児が対象で、当日は約25名の園児が参加しました。
登山は全園児が無事に頂上まで登ることができました。
園児よりも大人の方が疲れている様子が印象的でした。
下山中には、北山で栽培している原木シイタケを園児に採取してもらいました。
その後、各幼稚園にてシイタケの植菌作業を行いました。使用する原木は北山の整備活動で生じたクヌギを使用しています。このクヌギにドリルで穴を空けて、シイタケの駒菌をトンカチで打ち込んでいきます。園児たちはトンカチで叩くのが楽しいようで、終始笑顔で作業していたのが印象的でした。
先生方、北山森林ボランティア会の皆様お疲れ様でした!
フキノトウ
オオタカ?の食痕
無事頂上に着きました
シイタケの説明をしています
シイタケに興味津々です
原木としてクヌギを使います
穴を空けるのは大人の仕事です
シイタケの駒菌です。これを穴に打ち込んでいきます。
楽しそうにトンカチで駒菌を打ち込んでいます。
最後は質疑応答で終了しました。