【香川県】第49回さぬきの輪の集い IN 善通寺市を開催しました!

令和5年(2023年)7月28日(金)に善通寺市にて、さぬきの輪の集いを開催しました。
今回は、卒業を9月末に控えた、善通寺市地域おこし協力隊の中川隊員(5年目)を中心に、同市協力隊の臼井隊員(4年目)、福岡隊員(2年目)の3名が登壇し、これまでの活動や経験談の発表を行いました。また、善通寺市の担当職員さんにもご登壇頂き、担当職員側からのお話もしていただきました。集いの後半では、善通寺市内の古墳をめぐるフィールドワークを行い、カレー屋さんの中川隊員によるスパイスカレーのふるまいも行いました。

今回は、香川県内の協力隊、愛媛県内の協力隊、香川県の協力隊OB、行政職員、総勢35名が参加しました。

〈プログラム〉
①三豊市地域おこし協力隊と同市協力隊OBの関係性のお話
②善通寺市担当職員さんのお話
③善通寺市地域おこし協力隊の活動・経験談発表
④フィールドワーク古墳
⑤カレーのふるまい

はじめに

善通寺市 地域おこし協力隊の紹介
今回は、善通寺市での開催ということで、善通寺市の協力隊3人が主導となり、準備・企画・おもてなしをしてくれました。

〈中川隊員〉

香川県内の協力隊の中で任期最長伝説の5年目中川隊員。任期が長い分、経験も豊富で頼れる先輩です。

〈臼井隊員〉

任期4年目の臼井隊員。善通寺市内のお菓子店をまとめた冊子を刊行しています。

〈福岡隊員〉

任期2年目福岡隊員。前職の地元タウン誌で働いていた時に、中川隊員と臼井隊員を取材したそうです。

①三豊市 地域おこし協力隊と同市協力隊OBの関係性のお話

<左:三豊市の現役協力隊竹内隊員 右:三豊市の協力隊OB高畠さん>

三豊市では、協力隊のOBである高畠さんが、地域プロジェクトマネージャーとして市役所内で働いていらっしゃることから、自然と現役協力隊の相談役にもなっています。

②善通寺市担当職員さんのお話

〈政策課 林さん〉
〈政策課 環さん〉

③善通寺市地域おこし協力隊の活動・経験談発表

〈3人で発表する様子〉

任期最長の中川隊員の活動歴を中心に、臼井隊員、福岡隊員からの目線も取り入れた活動報告をトークセッション形式で行いました。行政職員との関係づくりや地域との関わり方、任期の途中で辞めようと思った話、コロナ禍での活動制限の話など、協力隊であれば一度は誰もが考えることについて話してくださいました。
 中川隊員は人として信頼しあえる関係を築くことを常に意識されており、今回の集いで多くの参加者が集まったのもその結果だと思います。

〈発表を聞く様子〉

特別なスキルがなくても、今までの経験を使って、新たにスキルを身に着けることができるという話が印象深かったです。「何もできない」「特に秀でたスキルではない」と感じて立ち止まることもあるけれど、それぞれが経験してきたことは唯一無二の”価値”となり、活動に活きてくるということです。
参加者全員がどこか自分と重なるような、とても参考になる活動報告でした。
実際に中川隊員は、協力隊になってからカメラをはじめ、活動でも写真を活用する場面が多くあったため、腕を磨いていき、撮影で報酬を頂けるほどになったそうです。

④フィールドワーク古墳

〈王墓山古墳・宮が尾古墳〉

善通寺市の協力隊がイベント会場として使用している古墳をみんなで見学しました。

⑤カレーのふるまい

〈中川隊員によるスパイスカレーのふるまい〉

中川隊員に、スパイスカレーをふるまっていただきました。9月末の退任後は、店舗を構えて営業する予定だそうです。

〈スパイスカレー〉

みんなから「おいしい!!」、「おかわりがほしい!」と大好評でした!

最後に

〈集合写真〉

本会を開催するにあたり、事前準備から当日備品を貸して下さった関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。
参加者のアンケートには、
「外から順調そうに見える人でも、辞めたいと思ったことや、苦労があったことを知り、自分ももう少し頑張ろうと思えた。」
「先輩隊員の活動に関して、成功事例や、悩んでいたことの乗り越え方など、具体的に聞くことができ、今後の活動の参考になった。懇親会も含めて、多くの協力隊、OBと話ができて楽しかったし、勉強になった。」
「県外から参加してみて、香川県の協力隊は横の繋がりを大切にしているように感じました。」
など、それぞれの思いが綴られていました。

今回の学びが、それぞれの隊員の活動に活かされることを願っています。
次回の集いでも、さらなる気づきや学びが得られる場づくりに努めていきたいと思います。

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