伝統

【豊島】豊島のお大師さん

“Odaishi-san” is a regional event to be held in Teshima every year on 21st March of the lunar calendar.
There are customs to give some food, tea and sweets to visitors to the temples.

「豊島のお大師さん」 今年は4月17日。

毎年旧暦の3月21日は、豊島各所でお参りする方へお接待するお大師さんと呼ばれる地域行事があります。
豊島の霊場33ヶ所のうち17ヶ所でお接待があります。
私の住む集落は3つの組に分かれているので、3年に一度当番がまわってきます。今年は私の住む組が当番なので、前日の準備、当日は朝5時からお母さん達と一緒に調理をしました。

お供え用の白いお餅をついたら、島のよもぎで草餅も作ります。「それは大きすぎるわ。それじゃあ、こんまいわー」などと話ながら、変わった形のお餅に笑いながら、皆でお餅を丸める作業はとても楽しいひと時でした。

当日の朝はお赤飯を4升炊いてパック詰め。バラ寿司も4升(かな?)と大量に仕込みます。ご飯やお餅は集落の方に配り、参拝の方用に茹で卵やバナナ、お菓子を袋詰めします。

この準備を、前日数時間と朝の2時間で全て終わらせ、7時前にはお接待の準備がキチンと出来ている!素晴らしい!お母さん達の長年の技と素早いチームワークには本当に驚かされます!!

準備が終わると、お参りする方をお迎えして、お茶やお菓子を出したり、お話したり。朝は観光バスが2台も来て沢山の方がお参りされました。
島の老人ホームの車が来ると、お母さん達が「久しぶりやわ~、元気そうやね~」、「○○ちゃん、△さんが来てるよー」など声をかけて、賑やかな場面も見られました。
また、子ども達もちゃんとお参りに来ます。
島の人達にとってお大師さんはとても大切な日なのだなあと改めて感じました。

「昔は夜中からお寿司を準備して今の何倍も作ってたんや。お参りした人がすごく喜んでくれてなあ。評判良かったんで。」、「もう年寄りばぁになってしもうてようできんわ。若い人にしてもらわんと。」などという声もありました。

これからもこの大切な地域行事を長く続けていけるようにお手伝いしたいと思いました。

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