5月3日の歌舞伎にむけて、いよいよ舞台上での稽古が始まりました
私の出番は始めの方だけなので、後半は練習の様子をパパラッチしました
音や歌も入るとかなり雰囲気が変わってきます
せっかくなので、もう1回写真付きでストーリーの解説っ
【弁慶上使の段】
姫の首を取ってくるように命令を受けた弁慶ですが、どうにか姫を守ろうと・・・
久々の再開を喜ぶ母娘(おわさと信夫)。
そこへ太郎夫妻から、「姫の身代わりに、姿のよく似た信夫の命をくれ」と依頼があります。
母親の命乞いも虚しく、信夫は突然、何者かに刺されてしまいます。
信夫を刺したのは弁慶でした。
おわさと弁慶、お互いが肌身離さずつけていた振袖を証に、弁慶は自分がおわさの昔の仮寝の相手、つまり信夫の実の父親であることを話します。
ずっと探していた相手に会えた女としての喜びと、娘を殺された悲しみの間を表現するおわさ。
太郎は姫の首が偽物であることが悟られないよう、真実味を増すために家来である自分の首も一緒に持っていけと自らの命を差し出します。
最後のお別れをと引き留めるおわさと太郎の妻を振り切り、
弁慶は2人の首を持ち帰ります。
生まれてから泣いたことのなかった弁慶が、自分の娘の首を抱え人生で初めて涙を流します。
最後は悲しみを振り払うように、足早に帰っていきます。
END
観客席から見ていると、みなさんの迫力ある演技に鳥肌が立ちました
ちなみに写真は稽古の時のものなので、本番はメイクもしてますし衣装も本番用のものが使われますよ
当日は食べ物や飲み物を持ってきて、飲みながら歌舞伎を見るのが伝統だそうです
入場無料・予約不要、小雨決行です!
5月3日(水) @肥土山離宮八幡神社 境内
第一弾 三番叟 15:30 ~
第二弾 銘木先代萩 政岡忠義の段 16:30 ~
第三弾 青砥稿花紅彩画 稲生川勢揃いの場 18:00 ~
第四弾 御所桜堀川夜討 弁慶上使の段 19:00 ~
肥土山の情熱の集大成でもある5月3日の歌舞伎、ぜひ見に来てください
衣装合わせに、
メイク・かつらのフィッティングも終わりました
始めての歌舞伎まで、あと1週間です