【香川県】さぬきの輪TERACOYA3rd「コミュニケーション」

「地域おこしに必要な知識をもっと勉強したい!」

「地域おこしに必要なスキルをもっと身に付けたい!」

そんな地域おこし協力隊のリクエストから実現した新企画「さぬきの輪TERACOYA」。

第3回目のテーマは「コミュニケーション」です。

日頃から地域のみなさんと関わり合いながら活動を進める地域おこし協力隊。

相手に正しく伝えるためには?

相手の気持ちを正しく理解するには?

日常生活でも役に立つコミュニケーションスキルを学びました。

「ファシリテーション」「プレゼンテーション」に続いて、今回も山本先生にお願いしました。

会話力向上を通じて地域おこし協力隊を支えてくださる欠かせない存在です。

まず行ったのが「他己紹介」。

2人1組になって、ペアになった方の紹介をするというもの。

人に紹介するためには事前にしっかりと聞き出す必要があります。

この「聞く」というのが今回の重要なテーマ。

相手の事を知るためには、相手に興味を持ちながら正しく質問するスキルが必要です。

考え方や経験、現在の取り組みなど、相手から上手に聞き出す質問力を養います。

質問タイムの後はそれぞれの他己紹介がスタート。

キャッチコピーを作ってみたり、想いを中心に紹介したり、、、

同じ「人を紹介する」という行為でも、人によって様々な視点があることが分かる内容でした。

他己紹介の後は、グループディスカッション。

コミュニケーションにおける日頃の悩みや課題を共有しながら、その解決策をみなさんと話し合います。

話し合った後はテーブルごとに発表です。

「相手との会話を弾ませるためには?」

「上司にプロジェクトのビジョンをきちんと示してもらうためには?」

などなど、様々な悩みが出てきました。

それに対するアイディアも

「相手に興味を持つ」「自己開示をする」「話し合い結果を可視化する」

など、たくさん出てきました。

山本先生には総評・まとめのご講義をいただきました。

「それぞれの背景や考え方が違うのだから、相手に正しく伝わらないのは当たり前。『話せば分かる』というのは嘘ですね。」

「正しく伝わらないという前提のもと、それでも相手に伝えるためにはどうすれば良いかを考えることが大切です。」

とっても深くて良いお言葉。

最後は恒例の集合写真。

山本先生、みなさん、本当にありがとうございました。

お疲れ様でした。

【さぬきの輪TERACOYA】

テーマ:コミュニケーション

講 師:山本武史

1977年兵庫県赤穂市生まれ。東京農業大学卒業後、製薬企業の営業職を経て、ポテンシャルビジョンを設立。プロコーチとして、150名(400時間)以上のビジネスパーソンの目標達成をサポート。講師として年間80件以上の研修に登壇。多数の人材育成の現場に立っている。また、有能な社員が育つ仕組づくりの実践的ノウハウを提供しながら、中小企業を中心に人材育成をサポートしている。

日本コーチ協会四国チャプター代表

参加者:地域おこし協力隊9名

 

 

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